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構造物のカットはグラインダーとドリルとチッパーで

新築の外構工事でも
もともとあった構造物をそのまま使う設計もあります。
特に土留め部分は撤去してしまうとその部分の土の処分費や
新たに土留め構造物を作る費用が高いのでそのままか
吹き付け塗装、などをして使われるケースが多いです。



今回は間知ブロックに新設のブロックが重なる部分があり
既設の間知ブロックをきれいにカットする必要があります。

そんな時には以前公共工事で培った経験が役立ちます

まず、カットしたいラインにグラインダー(切断砥石)か

パートナー(エンジンカッター)

で切れ目を入れておきます
ラインに沿ってドリルで細めの穴をあけていきます。


石にたくさん穴を開けるならこれぐらいのハンマドリルがよいですね。
そこに、はつり機の刃をさして
打ち込んでいくと
パッカーン!!ときれいに割れます。

コツは、穴の大きさはセリ矢がぎりぎり入るサイズで
突き抜けるか、ぎりぎりまで深く開けます。
できればたくさん穴をあけましょう
(セットする場所以外にも穴が開いていると割れやすいです)
セリ矢もたくさんあったほうが割りやすいです
セリ矢は穴を広げるの二つ外側のパーツと
打ち込んでいく矢の3っつのパーツで
割りたいラインの向きに気を付けてセットします
あとは少しづつ順番に打ち込んでいきます

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この作業をカメラで撮っていたのですが
なぜだかデータが消えてしまってました。残念!!


たまたま、この現場の駐車場部分
で出てきたコンクリートの残骸
バックホウで持ち上げられないので小さく割ります。
ドリルで穴をあけて
打ち込むと
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もともと、山のがけ崩れを治す現場で
山肌にトラックのキャビンほどの岩が出てきたときに
この方法で岩を割って搬出していました
道具は削岩機という丈夫な直径2センチほどの筒の先に
硬い刃のついたドリルで突き抜けるまで穴をあけ
その穴に せりや と呼ばれる
こういったものを

を打ち込んでゆきます
すると
パッカーン!!と割れるのです
公園などで見かける岩の溝は
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石を切り出したあとなんです。


小さいほうですがこのサイズの岩も
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穴を開けて
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せり矢を打ち込むと
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パッカーン♪
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パッカーン!
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小さいせり矢もあるので

ドリルと、ハンマーがあれば簡単に割ることができます♪

ドリルサイズと同じサイズのセリ矢を使ってください(13mmからあります)
セリ矢はまっすぐ割るなら
最低2本は必要です。
多ければ多いほど
割りやすく
正確に割れます。
3〜5本はあったほうがよいですね。

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