弊社は以前は、主に公共工事をやっていました。
小規模治山工事
山からの土砂の流出を防ぐ工事や崩壊した山の斜面を復旧する工事
簡単に説明すると、家のすぐ裏の山が崩れているところを、治します。
崩れている部分を自然に崩れない角度で重機や手作業で綺麗に削って
保護する(草種が挟みこんであるシート)シートを貼りつけて
地表を安定させます。
落石崩壊かから保護する鉄の防護柵を立てて、コンクリートの壁で土が崩れないように保護します
斜面を削って整形しているところで
掘削箇所に2mサイズの転石がゴロゴロ(17個も出てきた現場もありました)出てきます。
割って搬出できるサイズにします。
この転石のおかげで、工事が大幅に遅れが出て50万以上の余分な経費が出ても
県の設計変更は雀の涙で
大赤字の現場もありました。
このあたりは設計単価を見直してもらいたいところです。
昔のお城や神社の石垣は
すべて人の手で
岩盤地帯から
(げんのうとノミ)で切り出して
運んだのですから
気の遠くなる作業です
すごいですね。