昔は田畑がとても大事で
米を少しでも多く収穫するために
田んぼの面積を広く
家を山ギリギリに建てる家が多かったのです
そのため、土砂崩れの危険と隣り合わせの家が多くあります
山の斜面を緩やかに削りなおして
コンクリート擁壁と、防護柵と、斜面を保護する種子入りのシートのセットで施工するのが一般的です
まずは、斜面を削っていくのですが、
岩も出ることも多く、とても手作業ではできません
機械を使って削っていくのですが、
これが、無駄な設計がないため
シビレるような作業ヤードしかありません…
0.1サイズ(2t)のバックホウ
法面の切株や草などのモサモサしたものを法尻にかためて掘った砂が流れていかないように
足場を確保します。
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ギリギリです
とにかく狭いので
少しずつ土を削り、バケツリレーのように外へ出します
慎重に、地道な作業を繰り返します
上下作業になるときもあるので
徹底した連携が不可欠です。
バックホウは正面の掘削は効率が
良いのですが、法面と平行になってしまうので、手間と時間と技術も必要になります。
ヤードが広くなってきても
この現場は
出口の広さがないので
小さいバックホウでの作業が続きます。
掘削する角度は
丁張りという細い板を杭に打ち付けて
それを目安にします。
下の方まで来て
上のほうをもう少し削ることはできないので、若干食い気味に掘ります。