どんな仕事でも
効率よく、ロスなく失敗せずにできたら良いのですが。
「今はその、セオリーではない方法でやらなければならない」
時があります。
コンクリートの土間からニョキッと突き出たΦ200の塩ビの点検口
実は、コンクリートを打設する前に
コンクリート面より蓋の分だけ2cm短く
切って、蓋を取り付けてから土間打ちするのが、セオリー
ですが、どーしても今日やってくれと言われれば
やるしかないときもあるのです。
コンクリート面より2cm下のところで
表面に切り跡がつかないように
管の内径より小さな刃で切ります
ここに蓋をはめ込むのですが
コンクリートは
固まるときに膨張する性質があるので
スムーズにはまってはくれません
コンクリートを少し面取りしておくと
蓋をはめるときに欠けにくいです。
若い子達に
失敗をしない教育をよくしますが
失敗を嫌がってなかなか慣れない作業はやりたがりません。
現場で求められるのは失敗しないことよりも
ピンチを切り抜けれる経験です
たくさんの経験を積んで
困ったときにこそ発揮できるような
力を身につけてもらいたいですね。