小学生を観る先生に
様々な問題
どれも自分も経験したことがあるような日常で
イジメ、言うことを聞かない生徒
とくに、学校のシーンはとてもリアルで
子供が台本があって演技をしてるように見えなかった。
実際
子供同士のことは
単純に、誰が悪いとかこうすれば解決、こちらをたてれば「ひいき」
とみられ
とても複雑な立場にいることがわかる
問題が複雑で対処のしかたに不満があれば容赦なく「先生のせい」と
言われてしまう
先生は仕事が終わったあとに彼女の家に行き学校で起きた複雑な問題を幼稚な感じで彼女にグチるが
彼女は今まで頑張ってきた大きなプロジェクトを男の年上の上司に横取りされ
その資料を頑張って作ってると
サラッとかわされる
場面があり
彼女の服装や部屋に流れている音楽
話し方、設定に
とにかく細部にリアリティを感じた
ここで思うことは
けして先生の彼氏のグチった内容も
軽い話ではなく
これからこの幼稚にグチった先生が
ぐちゃぐちゃのクラスの中で
もがいて
胸が熱くなるほど変わっていく
中には病気や障がいのあるこどももいたり
家庭事情に問題のある子供もいる
先生はどこまで生徒のことを想ってできるのか
不器用ながらも子どもたちの心に
近づいていく先生
親の前で「いい子」でいようと思う
家族から愛されたいと思う
気持ちに
先生がどうしてあげれるのか
観ていてとても複雑な気持ちになりました。
ママ友同士のあつまりにストレスを
感じる生活
近所のママ友は
みんなの前では子煩悩なのだが
家では怒鳴り散らしているのを
玄関で聞き耳を立てて聞いてしまう
子供のしてしまった「いけないこと」
を叱るお母さん(手をあげてしまう)
ちょっとしたことでも
イラッとしてしまい
叱っているのか、怒っているのか
どこまでが虐待なのか、しつけなのか
いきすぎてしまったとき
子供のしつけに、罪悪感を感じ
我にかえる
そんな「お母さん」の姿を
心配する子供のすがた
子供はよく見てるところを感じる
お母さんは
けしてだめなお母さんではないのだが
母親を演じて過ごしている
こんなお母さんも多いと思う
そんな自分に違和感を感じるのでしょう
他のママ友と自分との違いも
感じながら
近所のママ友だけど過ごすようになっていく
家でごちそうになっているときに
子供がしてしまった過ちをしかり
そこで、子供を激しく叱ってしまっていることに
気づかれてしまう
実は近所のママ友もだが
親に虐待をされていた過去を
うちあけられる
あってはならない
引き継がれてしまう
子供への虐待
これをとめるのは
良き理解者と
深い愛情なのだと感じました。
他の話とは時間の流れが違って感じる
少し認知症の独居老人と
自閉症のこども
「普通の子」と違うため
親は日々悩みつづけながら張り詰めて生活している
おばあさんに
あうたびに丁寧に挨拶し
「なにかをあげたい」と言われても
「知らないひとから、ものをもらってはいけません」と
教えてもらったことをしっかり返事できているので
おばあさんは「とてもいい子」だねと言う
ある日
おばあさんはよくわからず
お金を払わずにレジを通ってしまい
この子の親と出会うことになる
鍵を無くしたと
ランドセルをひろげているところ
におばあさんが「とうしたの?」
と、こえをかけ
親に連絡をして、家でこの子と色々と
話をすることに
お茶をいれるおとや、風鈴の音など
音に敏感な子には居心地も良かったのでしょう
ゆっくりとしたように時間の感じるところへ
「障害があるので、ご迷惑をかけたかと思います」
と、すいませんでしたと迎えに来る母親
に
「お行儀よくしてましたよ、お仏壇に一緒に拝んでくれたのよ、前の道を通るときにわたしにあいさつしてくれるのよ、こんないい子はいないと思うわ」
とおばあさんは、のんびりと
優しく
母親は日々の辛さをおばあさんに打ち明け
おばあさんはそれでも優しく
どの話も
自分に当てはまることや
経験したこと、感じたことのあることで
とても親近感があり
その中に感じる愛のかたちと
皆それぞれいい子であり
いい子でありたいと悩む
姿を感じました。