歴史の勉強をしている中で
仏教についても少し学びました。
そもそも仏教はどんな思想なのか
世の中、時は移り変わるもの
今ある大切なもの
失うとおもう苦しさ
それはそもそも自分のものであるという
自分の思っていることであって
この現実はこの先、なくなっていく
その、思い(執着)をなくすこと
そう、思わないこと(解脱)で
なくしたことの苦しみはないものとなる。
苦への執着を捨てることで、苦しみから開放される
苦しいと思わなければ苦しくない
そりゃ、そうじゃん
そう思えたら…
まさに、そう思うための思想(問答)が仏教です。
苦しいと思わなくなるための色々な手法が
仏教のお経や作法であるわけです。
執着をなくすことは容易ではなく
修行をしたり、欲を捨てたりすることで
自分の思いが苦しみからの開放(解脱)へ近づきます
それは簡単なことではないですよね
来る日も来る日も
特種な修行したりしなければ救われないの?
そんなことはないですよ
仏様に手を合わせて拝んでみましょう
↑これが仏教です
宗派は
修行しなければ理解はできないプロ仕様
大丈夫、皆救われます 万人仕様
いやいや、悪人でも望めば救われます
などなど色々な教えが
それぞれの宗派になっています。
解脱→悟りを開くまでの道のり
過程はとても長いです。
様々な執着、しがらみを解いていく
ことはとても苦行で
もしかして生きている間に解脱できないかもしれない
生きている間に悟りを開くためには
修行の密度を濃くしなければなりません
仏教の作法やお経は
修行のスピードアップのためのショートカットのようなもので、苦労して得た膨大な学びを
一つの動作や、完結に説明されたお経を唱えることで
一瞬で開ける圧縮ファイルのようなものです。
これらを駆使して
やっと、悟りを開くことができるようになるわけです
こうやって知っていくと仏教はとても奥が深いですね
では、なぜこのような仏教が
日本で、今日まで親しまれてきたのでしょうか
日本にとっての仏教
今、新型コロナウイルスの驚異に対して、未知のウイルスに対して、日々膨大な費用、労力で解明、対策をしています
アルコール消毒、マスク、ワクチン
何が正しい処置かわかっていなくても
変異してしまったり、不織布マクスと布マスク、ロックダウン、リモートワーク
未来からみたらおかしなこと、意味のないことを試していくことで
国家は国民の不安を取り除いていきます。
疫病や戦乱に不安な国民の
不安を取り除くために
仏教は大きく役立ちました。
今よりも科学も発達していない時代
不安を取り除くことは
とても大事なことでした。
修行した僧侶、悟りを開くことで救われる仏教は
苦しんでいた民衆が救われるために活用されました
立派な寺、大きな大仏の存在は
拝めば病気が治るためのものでなく
不安を取り除くシンボルとしてとても大きな役割を持っていました(現代でもそれは続いています)
特別な修行をしなくても救われる人々のために
仏教は日本で親しまれてきました。
仏教の思想は知れば知るほど宗教というよりは
哲学的で
他の宗教よりも
戦争と結びつきにくいように思います。
仏教は奥が深いですね